2021年6月16日
(戸敷正より)
市長としての3期目後半は、市民の皆様との約束を果たす、総仕上げという大事な時期にありながら、公約で掲げた施策を一部中断してでも「市民の命を守る」ために、まずはこの未曽有の災禍に対し、私は当然のこと、議会、市民の皆様、市郡医師会の先生方、一体となり全力を挙げて、感染防止対策ならびにワクチン接種に注力せざるを得ない状況となりましたことから、私の描く「とことん住みやすく、力強く発展する”まち”」の実現には至っていないと感じておりまして、このまま次の世代に引き継ぐにはあまりにも無責任ではないかと、自問自答し続けたところでございます。
現在、ワクチン接種が順調に進みはじめ、光明も見えてきたところではございますが、コロナ収束への兆しは未だ見通せていない中、コロナ禍を克服し、日常を取り戻すためには、現職の市長として、また、政治家として、直面している課題解決への取組を中断してはいけませんし、ここで退くことは最大の無責任でございます。
引き続き、私が最重要課題としている「市民の命を守る事業」や、防災・減災の国土強靭化事業をさらに加速させるとともに、コロナからの復興を目指したあらゆる経済対策を途切れることなく推し進めて、市民の皆様との約束を果たすべく、次期市長選挙に臨み、継続して市政運営を担わせていただきたいと決意したところでございます。
県都宮崎市の輝かしい未来を描きながら、次の世代に誇れるまちをつないでいけるように、40万都市のリーダーとしての責務をさらに心に刻み、議員の皆様をはじめ、市民の皆様と一体となって「とことん住みやすく、力強く発展する”まち”」の実現にむけて、すべてを捧げてまいる覚悟でございます。